ニュース 電子 作成日:2018年10月15日_記事番号:T00079803
産業用コンピューター(IPC)最大手の研華(アドバンテック)は12日、強茂が保有する産業用タッチパネルメーカー、熒茂光学(ミルデックス・オプティカル)の株式の15%を2億台湾元(約7億2,000万円)で、子会社の研華投資が取得したと発表した。アドバンテックの産業用コンピューターにミルデックスのタッチパネルを採用し、共同で商機を開拓する。13日付工商時報などが報じた。
アドバンテックは強茂(出資比率20.5%)に次ぐ2位株主となるが、ミルデックスの経営には参画しない。劉克振アドバンテック董事長は出資について、タッチパネルは産業用コンピューターやIoT(モノのインターネット)にとって重要な部品で、顧客の多様な需要に応えるためと説明した。ミルデックスは、従来よりアドバンテックにタッチパネルを供給しており、少量多品種の製造サービスが可能だ。
ミルデックスの方敏宗総裁は、南部科学工業園区(南科)路竹園区内の新工場が昨年6月に完成し、高輝度の大型タッチパネルや複合的なコーティングに力を入れており、AR(反射防止)、AG(防眩、アンチグレア)、AS(防指紋)や、屋外のUV(紫外線)対策を施した製品を生産していると説明。技術と生産能力で、アドバンテックのミドル~ハイエンド顧客の需要を満足させられると述べた。
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