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台鉄の高雄駅、地下化が完了


ニュース 運輸 作成日:2018年10月15日_記事番号:T00079816

台鉄の高雄駅、地下化が完了

 台湾鉄路(台鉄)高雄駅の地下化が完了し、14日供用が始まった。上官慧珠高雄駅長は、初日の利用客数は延べ4万人以上と推測した。地下化を記念した限定2,000セットの乗車券セットなども発売し、多くの市民が列を作った。15日付蘋果日報などが報じた。

 今回地下化が完了した区間は15.37キロメートル。▽左営▽高雄▽鳳山──の3駅が地下駅に移行した他、新たに▽内惟▽美術館▽鼓山▽三塊厝▽民族▽科工館▽正義──の7駅が開業し、通勤の便が向上する見込みだ。

 地下化工事は2009年に着工、投資額は998億6,900万台湾元(約3,600億円)。23年までに第2段階として、旧軌道や跨線橋の撤去、高雄駅や鳳山駅の駅ビル開発を行う。地下化により、鉄道で分断されていた南北の市街地がつながり、道路交通の改善も期待される。

 日本統治時代に建設された旧駅舎は、20年までに駅前広場に移設される予定だ。

/date/2018/10/15/13kaohsiung_2.jpg地上駅での最終列車を見送ろうと、多くの鉄道ファンが集まった(13日=中央社)