ニュース 政治 作成日:2018年10月15日_記事番号:T00079821
国民党のシンクタンク「国家政策研究基金会」が12日発表した台中市長選挙の世論調査で、国民党から出馬する盧秀燕氏が40.1%の支持を集め、現職で民進党の林佳龍氏の33.6%を6.5ポイント上回った。9月に聯合報と蘋果日報が発表した世論調査では、盧氏のリードはそれぞれ1ポイント、0.6ポイントの僅差だったが、今回の調査では国民党による調査ではあるがリードが拡大している。13日付蘋果日報が報じた。
国家政策研究基金会は、台中市長選挙は民進党の蔡英文政権と林氏の市政運営に対する評価を反映するため、今回の世論調査の結果は両方に対する市民の不満を示していると指摘した。
好感度調査でも盧氏は39%で林氏の33.7%を上回った。なお林氏の市政運営に対しては調査対象者の38.6%が「満足」、36.2%が「不満足」と回答した。
盧氏(前中央)の選対本部が14日発足し、胡志強元市長(前右3)がパオズとちまきを贈った。同党は4年ぶりの市政奪還を目指す(14日=中央社)
林氏の選挙対策本部の林尚賢広報担当は、国民党系の組織が発表する世論調査の結果は民進党や民間の調査結果と大きく食い違っていると指摘。国民党にとって世論調査は選挙キャンペーンの常套手段であり、結果は単なる参考だと述べた。
国家政策研究基金会の世論調査は9月19~30日に実施され、2,533件の有効回答を得た。
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