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陳副総統、ローマ教皇に台湾訪問要請


ニュース 政治 作成日:2018年10月15日_記事番号:T00079822

陳副総統、ローマ教皇に台湾訪問要請

 バチカンを訪問した陳建仁副総統は14日、ローマ教皇フランシスコと面会し、教皇の台湾訪問を要請した。教皇は台湾のために祈ると述べた。15日付中国時報が報じた。

/date/2018/10/15/17vatican_2.jpgローマ教皇フランシスコ(左)と握手を交わす陳副総統(右)。ローマ教皇は2度、蔡英文総統によろしくと伝えたという(14日=中央社)

 バチカンと中国は9月22日、中国国内の司教任命の主導権問題で中国と暫定合意に達し、中国との国交樹立が近づいたとの観測が出ている。これについて陳副総統は前日の現地時間13日、カトリック教会の関係者と現地華僑の代表者を招いた宴席で「暫定合意は外交とは関係なく、台湾とバチカンの友好関係には影響を及ぼさない」と発言した。

 陳副総統は「中国の司教は最終的にバチカンが任命する。今回の暫定合意が中国の宗教の自由化の第一歩となることを期待する。過度の解釈と懸念は必要ない」と述べた。