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台米投資協定の締結問題、9月に協議か


ニュース その他分野 作成日:2008年6月9日_記事番号:T00007983

台米投資協定の締結問題、9月に協議か


 ワシントンを訪問している台北米国商会(商工会議所)の代表団は6日、米政府や議会関係者と会談後、米国側は台湾との相互投資協定(BIA)の締結に積極的で、9月にも貿易投資枠組み協定(TIFA)の会議で交渉を行う見通しだと語った。7日の中央社電が伝えた。

 台湾は、米国の自由貿易協定(FTA)交渉開始にめどが立たないことから、BIAの締結を目指している。

 記者会見したケッシンゲン会頭は、「米国側は現在、台湾とFTA交渉を行うとは思えないが、BIAがFTA締結に向けた布石になる。交渉では特定産業分野の投資規制や税務問題などが議題になる」との見通しを示した。

 台北米国商会は今回の訪問で、台湾の国際的孤立打開、世界保健総会(WHA)へのオブザーバー参加などで米国側の協力を求めるとともに、米政府幹部に訪台を促す考えだ。