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iPhone XR出荷予測、1割上方修正=郭アナリスト


ニュース 電子 作成日:2018年10月16日_記事番号:T00079833

iPhone XR出荷予測、1割上方修正=郭アナリスト

 アップル製品の動向分析で定評がある、中国の天風国際証券(TFインターナショナル・セキュリティーズ)の郭明錤アナリストは、26日発売の6.1インチ液晶ディスプレイ(LCD)搭載スマートフォン「iPhone XR(テン・アール)」の第4四半期出荷予測を、3,600万~3,800万台へと、従来より10%上方修正した。▽ファウンドリーの台湾積体電路製造(TSMC)▽スマホ用カメラレンズの大立光電(ラーガン・プレシジョン)▽プリント基板(PCB)の欣興電子(ユニマイクロン・テクノロジー)▽半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)の頎邦科技(チップボンド・テクノロジー)──など台湾サプライヤー7社が恩恵を受けると指摘した。16日付経済日報が報じた。

 郭アナリストによると、iPhone XRの組み立ては10月中旬から、パネル供給は10月下旬から顕著な改善が見込まれる。第4四半期のiPhone全機種の出荷予測は7,800万~8,300万台へと、従来の7,500万~8,000万台から上方修正した。

 来年第1四半期のiPhone XR出荷予測は2,700万~3,000万台と、非需要期にもかかわらず前期比25~30%減と、一般のスマホ出荷の30~40%減より小幅な減少と予測した。iPhone全機種では5,500万~6,000万台と、前年同期比10%増加すると見込む。全機種のうちiPhone XRの出荷比率が50%を占め、iPhone XSシリーズが35%、旧機種が15%との予測だ。