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キムコ電動バイクの印進出、地場22モータースと提携


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年10月16日_記事番号:T00079836

キムコ電動バイクの印進出、地場22モータースと提携

 バイク最大手、光陽工業(KYMCO、キムコ)は15日、インドの新興電動バイクメーカー、22モータースと提携した。同社傘下の電動スクーターブランド「Flow」に、キムコの次世代車両と電動バイクソリューション「Ionex(アイオネックス)」を提供する計画だ。16日付工商時報が報じた。

/date/2018/10/16/03kymco_2.jpgキムコにとって最大市場、インドの魅力は極めて大きい(15日=中央社)

 キムコは22モータースについて、インド・電動バイク業界の「ユニコーン」(企業価値が10億米ドル以上の非上場ベンチャー企業)で、高いイノベーション力と研究開発(R&D)力を備え、リチウムイオン二次電池開発やバッテリーマネジメントシステム(BMS)の問題を解決したのみならず、高効率急速充電システムや人工知能(AI)技術を活用した学習機能も開発して、同業他社を大きくリードしていると指摘。今後は双方の強みを生かし、学習能力を備えた「AIスクーター」開発したいとコメントした。

 キムコによると、インドは年間販売台数2,000万台の世界最大のバイク市場で、ホンダなど世界的なブランドと地場ブランドが激しい競争を繰り広げている。インド政府が自動車・バイク電動化政策の推進を決めたことがキムコに進出の機会をもたらした。