ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

君品ホテルと桂冠、高級冷凍食品で提携


ニュース 食品 作成日:2018年10月16日_記事番号:T00079837

君品ホテルと桂冠、高級冷凍食品で提携

 ホテル運営会社、雲朗観光(LDCホテルズ&リゾーツ)グループ傘下、君品酒店(パレ・デ・シン、台北市大同区)内の広東料理レストランで、「ミシュランガイド台北」で三つ星を獲得した「頤宮(ル・パレ)」のシェフと、食品大手の桂冠実業が共同開発した高級冷凍食品「冷凍逸品」シリーズがきょう16日に発売された。▽伝統汕頭魚餃(スワトウ風魚肉餃子)▽黄金流沙湯円(カスタードあん入り白玉団子)▽主廚秘製麻辣湯底(シェフ秘伝のマーラー鍋用スープ)──の3種が用意され、価格は1セット160台湾元(約580円)前後。全土で40万セット、6,000万元の販売を目指す。16日付工商時報が報じた。

 冷凍逸品シリーズはミシュランの三つ星レストランと食品会社の提携による台湾初の商品で、全聯福利中心(Pxマート)、カルフール(家楽福)、セブン-イレブンなど幅広い販路で販売される。なお雲朗観光グループは初めて食品小売市場に参入することになる。

 雲朗観光によると、従来、観光ホテルが食品小売市場に参入する場合、生産を外部委託するケースが大半を占めたが、君品酒店と桂冠実業の提携は双方の名称を冠した共同開発とすることで技術的な妥協を排したと強調した。