ニュース 医薬 作成日:2018年10月16日_記事番号:T00079838
工業技術研究院(工研院)は15日、▽台湾大学医学院附設医院(台大医院)▽法徳利科技(VtR)▽可成生物科技(イングロース・バイオテック)──と、患者のニーズに合わせたインプラントなど医療機器の研究開発(R&D)から3D(3次元)プリントによる製造までを手掛けるプラットフォーム「臨床転訳研発中心」の設立に向けた提携意向書を締結した。
提携記者会見に出席した彭工研院副院長(左2)ら。世界300億米ドル規模のスマート医療商機を狙う(15日=中央社)
工研院の彭裕民副院長は、同プラットフォームでは台大医院が把握した臨床現場の需要を基に、工研院が▽バイオ医療材料▽組織工学の技術開発▽3Dプリント設備──を開発し、法徳利科技の映像・設計ソフトウエアを利用して可成生技が製造した医療機器を台大医院が患者に使用すると説明した。
経済部工業局の「2018年バイオ技術白書」によると、台湾が17年に輸入した医療機器の55%を上位10品目が占め、うち▽人工骨▽骨ねじ▽骨セメント──などインプラント関連の輸入量が近年増加しているが、同プラットフォームの製品で輸入品を代替することができる。
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