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陽明海運の船舶、5割増の140隻へ


ニュース 運輸 作成日:2008年6月9日_記事番号:T00007984

陽明海運の船舶、5割増の140隻へ

 
 陽明海運(ヤンミンライン)の黄望修董事長は6日、今後の海運市場を好感しており、リースを含めた保有船舶数を2012年までに48隻増やして140隻にする計画だと語った。7日付経済日報が報じた。
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 同社のコンテナ船は現在、自社船舶が51隻、リース船舶が31隻で、合計82隻だ。このほか、バラ積み船10隻を保有している。

 黄董事長はまた、欧州航路のコンテナ船運賃を9月に1割値上げする計画も明らかにした。経済日報によると、欧州航路の運賃は昨年、過去最高の1TEU(20フィートコンテナ換算の積載能力)2,200米ドルを記録した。現在は1,800~1,900米ドルまで下落しているが、ハイシーズンの9月には再び2,000米ドル台に乗る見通しだ。同社の燃料コストは1年半前、コスト全体の12%だったが、現在は25%に上っているという。

 なお、交通部は7月、公営事業7社の人事異動を予定しているが、陽明海運の董事長には何樹生総経理が昇任するとみられている。