ニュース 運輸 作成日:2018年10月16日_記事番号:T00079844
台湾高速鉄路(高鉄)では昨年8月、台北市でのユニバーシアード夏季大会の開催に合わせ、政府の要求に応じる形で全線12駅と新竹以北の沿線で無料Wi-Fi(ワイファイ)接続サービスの提供を開始した。その後、経済部からの補助金は半年間で打ち切りとなり、高鉄は売り上げにつながらないサービスに対し、ネットワーク維持費など年間1,000万台湾元(約3,620万円)のコストを単独で支払い続けている。経済日報が報じた。
それでも高鉄は、利用者の利便性を考慮し、今後も無料Wi-Fi「iTaiwan」サービスの提供を続けると表明した。維持費については、政府、中華電信と議論した結果、高鉄と中華電信が共同負担することで合意した。
ただ高鉄列車内での「iTaiwan」サービスは通信信号がたびたび途切れるため、乗客の評判は悪い。通信キャリアのデータ通信使い放題プランを利用するユーザーも多いため、「iTaiwan」サービスの利用者は乗客全体の3割程度にとどまるという。
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