ニュース 電子 作成日:2018年10月17日_記事番号:T00079852
DRAM台湾最大手、南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)が16日発表した第3四半期純利益は128億7,200万台湾元(約470億円)で、前期比13.8%増、前年同期比50.6%増となり、過去最高を記録した。李培瑛総経理は、粗利益率の高い20ナノメートル製造プロセスのDDR4の売上高構成比が3割に上昇したと要因を説明した。17日付経済日報が報じた。
同社の第3四半期連結売上高は243億7,500万元で、前期比0.9%減、前年同期比83.4%増だった。粗利益率は58.9%で、前期比3.9ポイント上昇、前年同期比14.7ポイント上昇した。
李総経理は第4四半期について、自社開発したサーバー用の8ギガバイト(GB)DDR4が顧客の認証を取得し、出荷を開始する他、ミドルエンドのスマートフォン用の低消費電力のLPDDR4(ローパワーDDR4)や高密度のLPDDR3を生産すると説明。販売量は前期から横ばいとなるとの見通しを示した。
同社は、今年の設備投資額を210億元へと従来計画から12.5%縮小すると発表した。米中貿易戦争やインテルのCPU(中央処理装置)の供給不足などの影響を受け、第4四半期にDRAM需要が縮小し、価格が約5%下落すると見込まれるためだ。
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