ニュース 電子 作成日:2018年10月17日_記事番号:T00079853
パワー半導体用リードフレームメーカー、界霖科技は16日、嘉威光電(ガンマ・オプティカル)の全工場を2億1,000万台湾元(約7億7,000万円)で取得することを董事会で決議した。同社は今年初めにも嘉威光電の工場の一部を1億8,000万元で取得しており、これを合わせると計3億9,000万元で6,300坪の工場棟を獲得したことになる。今後は新工場に大型の精密プレス機および自動化生産設備を搬入し、台湾での生産能力を80%増強する計画だ。17日付経済日報が報じた。
米中貿易摩擦が激化し、景気や株式市場に影響を及ぼす中、界霖科技は生産ラインの拡充を継続している。同社は、台湾、中国、日本、マレーシアに生産拠点を設置しているため、米中貿易戦争が拡大し、関税障壁が高まったとしても、供給拠点を調整するなど対応が可能と強調した。
同社は家電、カーエレクトロニクス、電気自動車(EV)、インダストリー4.0(第4次産業革命)関連分野の成長に伴い、パワー半導体とリードフレームの需要も大幅に高まると予測。今後は車載半導体の世界的大手メーカーからの受注増を目指す。
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