ニュース 電子 作成日:2018年10月17日_記事番号:T00079854
日本の発光ダイオード(LED)大手、日亜化学工業は16日、LEDパッケージング(封止)大手の億光電子工業(エバーライト・エレクトロニクス)が同社とシチズン電子、大光電機の3社を相手に起こしていた特許権侵害差止等請求訴訟が、東京地方裁判所により全面棄却されたと発表した。
同訴訟においてエバーライトは、日亜などが販売したCOB製品、COB製品を搭載した照明器具が特許第3989794号を侵害すると主張していた。
中央社の報道によると、エバーライトは判決に対し「最終判決ではない。当社のCOB特許は有効だ」と表明、控訴することを示唆した。
エバーライトはまた、中国子会社が2017年9月28日に、エバーライトのフリップチップ技術への特許侵害で、深圳日亜化学と販売店の深圳市恒炘源科技に対し販売禁止と損害賠償を求めて深圳中級人民法院に提訴した裁判で、中国の国家知識産権局専利復審委員会は同特許の有効性を認め、日亜側の無効請求を退けたと説明した。
エバーライトは今月、米国で日亜のYAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)系蛍光体を使った白色LEDの特許無効を求めて争っていた裁判では、勝訴を確定させている。
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