ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

電気料金、7月から13%値上げ


ニュース 公益 作成日:2008年6月9日_記事番号:T00007987

電気料金、7月から13%値上げ


 行政院は8日までに電気料金調整原則を固め、今週中にも電気料金諮問委員会議で決定する。値上げは7月1日からの予定で、上げ幅は全体平均で13%となる見通しだ。さらに10月にも追加値上げを行う。9日付工商時報が伝えた。
T000079871


 契約別の上げ幅は、家庭用電力が平均7.7%、商業用電力は同10~12%、工業用電力は高圧電力で同15%、超高圧で同15.8%となる。値上げ後も台湾電力は今年1,100億台湾元(約3,800億円)、来年は1,500億元の損失を計上する見通しだ。

 また、家庭用電力の累進階級を4段階から5段階に増やし、電力消費量が多い世帯には割高な料金体系を適用する。

 行政院の当初案は年内に平均20%の値上げを行い、来年1月にも20%の追加値上げを行う構えだった。しかし、最新の燃料コスト試算で、台湾電力は52%の値上げ案を提出。これを受け、年内の引き上げ幅を26%に設定し、7月にまず13%、10月に再値上げを行い、合計の上げ幅を26%とすることにした。