ニュース その他分野 作成日:2018年10月17日_記事番号:T00079870
行政院主計総処の統計によると、中部科学工業園区(中科)に進出する企業の1~8月売上高は合計4,464億台湾元(約1兆6,300億円)で、前年同期比32.7%増と、三大科学園区で最大の伸び幅を記録した。このうち半導体が3,082億元を占め、59.1%増加した。台湾積体電路製造(TSMC)の10ナノメートル製造プロセスの他、今年量産入りした7ナノで顧客の採用が進んでいることが貢献した。中央社電が伝えた。
新竹科学工業園区(竹科)に進出する企業の同期売上高は合計6,952億元と、前年同期比6.6%増加した。このうち、半導体が5,171億元で10.3%増加した。
一方、南部科学工業園区(南科)に進出する企業の同期売上高は合計5,200億元で、10.9%減少した。このうち、半導体が3,086億元で13.6%減少した。TSMCの16ナノに対する顧客の発注が、中科の先進プロセスに移った影響を受けた。
三大科学園区に進出する企業の1~8月売上高は合計1兆6,616億元と、前年同期比5.7%増加した。分野別では▽半導体、1兆1,338億元(前年同期比11.2%増)▽液晶パネルなど光電、3,675億元(8.8%減)▽精密機械、808億元(13.2%増)▽パソコンと周辺機器、279億元(1.9%減)──の順だった。
精密機械は、半導体やパネル向けのハイエンド設備の需要増加で、売上高全体に占める割合が4.9%へと、従来の4.5%から上昇した。
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