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Gogoroのバッテリー交換システム、MPIとAEONモーターが採用


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年10月18日_記事番号:T00079891

Gogoroのバッテリー交換システム、MPIとAEONモーターが採用

 電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は17日、「PGO」ブランドのバイクを手掛ける摩特動力工業(MPI)と宏佳騰動力科技(AEONモーター)が、Gogoroのバッテリー交換システムを利用する電動バイクを生産すると発表した。MPIは来年夏季、AEONモーターは来年下半期に最初の車種を発売する予定だ。18日付工商時報などが報じた。

/date/2018/10/18/03gogoro_2.jpgGogoro​の陸学森(ルーク・ホレイス)執行長(CEO)が、パートナーに新たな2社が加わったと発表した(17日=中央社)

 ヤマハ発動機も先月、Gogoroと台湾における電動バイク分野での協業計画を発表している。Gogoroのバッテリー交換システムを利用する電動バイクの生産をGogoroに委託し、来年夏ごろにヤマハブランドで最初の車種を発売する計画だ。

 Gogoroは同日、国際物流大手のDHLが業務用電動バイク「Gogoro 2 Utility」を採用すると発表した。DHLが採用する初の電動バイクとなる。

 この他、Gogoroは電動バイクメーカーとして初めて台湾銀行と共同供給契約を締結したと明らかにした。政府調達案件への入札が可能となり、中華郵政の電動バイク調達入札に参加する計画だ。

 経済部工業局は同日、行政院に申請していた電動バイク購入に対する補助金3億台湾元(約10億9,000万円)の追加予算が認可されたと明らかにした。同局は今年、これまでに電動バイク5万8,000台に補助金を支給しており、当初予算の3億4,000万元が間もなく尽きる見通しだった。追加予算が確保しできたことで、今年の電動バイクの販売台数は8万台に達する見込みだ。