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南山広場の23階賃料、周辺ビルを7~9%上回る


ニュース 建設 作成日:2018年10月18日_記事番号:T00079893

南山広場の23階賃料、周辺ビルを7~9%上回る

 今年6月に開業した台北市信義区の高級オフィスビル「台北南山広場」における、2件目の賃貸契約の内容が明らかとなった。内政部の不動産取引実勢価格情報によると、同ビル23階913.6坪の物件が8月に成約となり、賃料は月335万7,480台湾元(約1,220万円)と信義計画区で6番目の高さとなった。1坪当たり3,675元と7月に成約した同ビル36階物件の4,100元を下回ったが、周辺のA級(高級)オフィスビルの同階物件より7~9%高かった。自由時報電子版が伝えた。

 総合不動産サービスの英サヴィルズの台湾法人、第一太平戴維斯(サヴィルズ台湾)の丁玟甄研究・広報部協理は、南山広場に入居しているのは専門顧問サービス、メディア、ソフトウエアの業者と投資銀行が大半と指摘。中・高層階に空き物件が多く、1坪当たりの提示賃料は月4,500~5,000元と説明した。

 信義全球資産管理の王維宏経理は、信義区のオフィスビルの賃料上位4棟は台北101、南山広場、国泰置地広場、遠雄金融中心で、物件の多くは1坪当たり賃料が月3,500~4,000元、一部は月4,000元以上と指摘した。