ニュース その他分野 作成日:2018年10月18日_記事番号:T00079899
世界経済フォーラム(WEF)が16日発表した2018年の国際競争力ランキングで、台湾は「イノベーション力」の評価が4位となり、1~3位の▽ドイツ▽米国▽スイス──と共に、超イノベーション経済体(super innovator)との評価を受けた。全体ランキングでは13位で、今年から採用された新たな評価方式で算出した前年の順位と同ランクだった。18日付自由時報などが伝えた。
龔政務次長(前中)は、自動運転車の試験実施のための法規整備を進め、イノベーションを促進すると述べた(17日=中央社)
イノベーション力を評価する小項目のうち、▽労働力の多様性、6位▽産業集積の発展度、5位▽国際協力による発明申請数、5位▽特許申請数、2位▽研究開発(R&D)費の対域内総生産(GDP)比、5位▽購買成熟度、10位──の6項目で10位以内に入った。
経済部の龔明鑫政務次長(次官)は、政府が16年以降進めてきたイノベーション、資金、外国人材開放などの関連法整備が成果を挙げたと指摘した。
「マクロ経済の安定」は、他の30カ国・地域と共に1位だった。国家発展委員会(国発会)は、政府の物価安定策、優れた財政管理が貢献したと説明した。
一方、「ビジネスの活力」の評価項目のうち、「新ビジネス開業の所要日数」は60位と低評価だった。国発会の陳美伶主任委員は、開業に関わる資料取得の時間短縮を図るため、経済部が関係機関の横断データプラットフォームを構築中で、年末にも運用を開始すると説明した。
今年の国際競争力ランキングは140カ国・地域を対象に評価が行われた。
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