ニュース 政治 作成日:2018年10月18日_記事番号:T00079900
国民党寄りの大手ケーブルテレビ、TVBS新聞台が17日報じた高雄市長選挙の支持率調査によると、国民党の韓国瑜氏(61)が42%に上昇し、35%に下落した民進党の陳其邁氏(53)を初めて逆転した。1カ月前の9月は陳氏が39%で韓氏の35%をリードしていた。TVBSは、判別分析によると、仮にあす投票日を迎えた場合、両者の得票率は共に49%で互角となると指摘した。同局電子版などが報じた。
陳其邁氏。楽勝とみられた選挙が五分五分の展開と報じられているが、「必ず勝つ」と自信を見せている(中央社)
韓氏の支持増加は特に若年層で顕著で、20代の有権者の支持率は7月の22%から9月に39%へ、今回は57%に伸長した。20代の陳氏支持率は19%にすぎない。30代では韓氏45%、陳氏43%で拮抗(きっこう)している。
TVBSは韓氏が若者の支持を集める理由について、インターネット戦略が効果を挙げていること、若者層は人材の市外流出問題への関心が高く、民進党市政における同市の地盤沈下を批判する韓氏の訴えが注目されていることを挙げた。
40代の有権者でも韓氏支持が51%、陳氏支持が27%となっている。一方、60代以上では陳氏38%、韓氏28%と陳氏が10ポイントリードしている。
同調査ではまた、回答者の半数が執政政党の交代に賛成した。反対は21%、29%は回答しなかった。
調査は14日から16日まで20歳以上の高雄市民を対象に電話で行われ、1,009件の有効回答を得た。
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