ニュース 電子 作成日:2018年10月19日_記事番号:T00079907
アップル製品の動向分析で定評がある、中国の天風国際証券(TFインターナショナル・セキュリティーズ)の郭明錤アナリストは最新レポートの中で、アップルが将来発売を計画しているとされる電気自動車(EV)について、先進運転支援システム(ADAS)用チップを台湾積体電路製造(TSMC)が生産するとの見通しを示した。19日付自由時報が報じた。
郭アナリストは、アップルのEVは「レベル4(高度自動運転)」または「レベル5(完全自動運転)」クラスの自動運転車となると指摘し、実現にはTSMCの3ナノまたは5ナノメートル製造プロセス技術が不可欠との見方を示した。その上でアップルによるEV発売は、2023~25年の間と予測した。
郭アナリストはまた、アップルは19年から20年にかけてスマートフォンiPhone向けプロセッサー「A13」、「A14」の生産をTSMCのみに委託するほか、パソコン用プロセッサーを21年以降、インテル製から自社製品に切り替え、TSMCへの依存度をますます強めると予測した。
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