ニュース
商業・サービス
作成日：2008年6月9日_記事番号：T00007991
ハンズ台隆手創館、新光三越台中店オープンで大盛況
台隆工業が東急ハンズとの提携で展開している家庭用雑貨品店、「ハンズ台隆手創館」が６日、新光三越台中店への進出を果たし、オープン初日に200万台湾元（約690万円）を突破する売り上げを記録した。これは業者予測の３倍近くに上り、黄教漳同社総経理も「神懸かり的だ」と驚いている。７日付経済日報が報じた。
新光三越台中店８階に床面積200坪余りを持つ台隆手創館旗艦店は、６日のオープンと同時に大勢の買い物客であふれ、２台のレジカウンターでは間に合わず、臨時に４台を追加した。また、ＶＩＰ会員への加入は１日で3,000人を超えた。
同社の昨年の売上高は前年比30％増の５億元。今年は台中店のオープンもあり年売上高７億元を目指す。黄総経理は中部にもう１カ所拠点を増やす計画も明らかにしている。
黄総経理によると、東急ハンズを台湾市場に導入して以来６年、ショッピングモールや百貨店内に店舗を構える「店中店」モデルでの展開を進め、売上高は毎年２けた成長を続けている。これに驚いた日本の本社社長が何度も台湾を視察しており、先ごろ本社は台湾モデルの小型店を日本にも導入すると発表したという。
