ニュース 電子 作成日:2018年10月19日_記事番号:T00079911
19日付電子時報によると、中国の液晶パネルメーカー、恵科(HKC)が今年、河南省鄭州市に予定している第11世代工場、および中国電子信息産業集団(CEC)が陝西省咸陽市に予定している第10.5世代工場の建設が延期となったもようだ。パネル業界ではこれまで、最先端となる第10.5/11世代工場が中国などで9基、建設または計画されており、供給過剰に懸念が高まっていたが、資金不足や稼働後の投資回収が難しいこと、市場環境の変化に伴い、計画に変更が出てきているようだ。
このほか鴻海科技集団(フォックスコン)が米ウィスコンシン州で建設中のパネル工場も、従来予定していた第10.5世代から第6世代に規格を変更したと伝えられている。
これにより現在、継続中の第10.5/11世代建設計画は、京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)が安徽省合肥市と湖北省武漢市で進める2基、深圳市華星光電技術(CSOT)が広東省深圳市で進める2基、および鴻海傘下の堺ディスプレイプロダクト(SDP)が広東省広州市で建設を進める1基、LGディスプレイ(LGD)の韓国1基まで減少。パネル市場の需給バランスにプラスと好感されている。
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