ニュース 電子 作成日:2018年10月19日_記事番号:T00079912
コネクター大手、正崴精密工業(フォックスリンク)が5億米ドルを投じて中国・江蘇省徐州市の徐州経済技術開発区に建設したウエアラブル(装着型)端末向け工場が今月、稼働した。インダストリー4.0(第4次産業革命)の理念に基づくスマート型工場で、郭台強董事長は、徐州は今後20年間、重点的な投資先となると語った。19日付経済日報が報じた。
徐州経済技術開発区管理委員会・台湾事務弁公室の閆震主任は、広東省東莞市、江西省南昌市、江蘇省昆山市、安徽省馬鞍山市などに進出する台湾系メーカーが人件費の上昇、環境保護関連の規制強化といった問題に直面する中、徐州は今後、フォックスリンクの進出を受けて台商(海外で事業展開する台湾系企業)が生産のスマート化を進める重要拠点となると語った。
なおフォックスリンクのほか、整流ダイオード大手の強茂(パンジット・インターナショナル)も今年、10億人民元(約162億円)を投じて徐州経済技術開発区にパッケージング・テスティング(封止・検査)工場を設置した。また閆主任によると年内に新たな大手台湾メーカー1社が同市に投資を行う契約を締結する予定だ。
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