ニュース 石油・化学 作成日:2018年10月19日_記事番号:T00079916
台塑集団(台湾プラスチックグループ)傘下、台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)は18日、10月、11月のポリ塩化ビニル(PVC)の輸出オファー価格をそれぞれ1トン当たり50米ドル、30米ドル引き下げたようだ。インド市場の需要が予想を下回っている他、米中貿易戦争の激化で市場の様子見ムードが強まり、PVCのスポット価格の下落が9月以降続いているためだ。19日付自由時報が報じた。
石油価格報告機関(PRA)のプラッツによると、PVCのスポット価格は8月30日に1トン当たり950~960米ドルをつけていたが、9月20日に870米ドルとなり、最近は840~860米ドルまで下落している。
証券会社は、PVCは台塑、華夏海湾塑膠(チャイナ・ゼネラル・プラスチック)の主力製品で、台塑は一貫生産しているため影響は小さいが、華夏への打撃は大きいと指摘した。
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