ニュース 金融 作成日:2018年10月19日_記事番号:T00079922
中国信託商業銀行(CTBCバンク、中信銀)の台湾全土の現金自動預払機(ATM)が18日午後3時24分、システム障害で利用できなくなり、全面復旧まで約3時間を要した。同行のATM停止トラブルは4月10日、6月23日に続いて今年3度目だ。19日付工商時報が報じた。
今回はメーンシステムの異常が原因で、インターネットバンキング、モバイルバンキング、ATM、支店窓口での取引、同行が発行業務を行っている宝くじの一部業務が中断した。中信銀は顧客と宝くじ販売店に迷惑をかけたと謝罪した。
中信銀はIBMのメーンシステムを採用している。銀行間ATMネットワークの運営会社、財金資訊(ファイナンシャル・インフォメーション・サービス、FISC)もIBMのシステムを使用しており、今年8月に他行への振り込みや他行口座からの現金引き出しなどができなくなるトラブルが起きたばかりだ。
金融監督管理委員会(金管会)銀行局の邱淑貞局長は、中信銀のトラブルの原因がFISCと同じかはまだ分からないとしつつ、平日の企業の業務時間内に大きなトラブルが起きたことは問題との認識を示し、中信銀に対し報告を求めると述べた。
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