求人求職情報サイト大手、1111人力銀行の調査によると、博士課程修了者の就業１年目の平均月給額は５万1,945台湾元（約18万8,400円）だった。修士課程修了者の３万8,197元より高いものの、専攻や卒業校によって４万2,000～５万元もあるという。19日付中国時報が報じた。
大学卒の就業１年目の平均月給は３万826元、専科学校（高専などに相当）卒は３万783元だ。
1111人力銀行の何啓聖副総経理は、学歴は既に就業の保証にならないと指摘。台湾は企業の97％が中小企業で、一人でさまざまな仕事をこなせるマルチタスク人材を好むと説明した。
また、yes123求職網の楊宗斌広報担当は、博士課程修了者に対する企業の求人が少ないため、進学希望者が減少していると述べた。
