ニュース 社会 作成日:2018年10月19日_記事番号:T00079926
111件の公共工事で業者から賄賂を受け取り公判中の李朝卿前南投県長(68)に対し、最高法院は18日、30万台湾元(約109万円)の収賄で台湾高等法院台中分院が昨年下した懲役22年、公民権剝奪10年の判決を含む8件の上告を棄却、合計刑期98年の懲役が確定した。李被告は近く収監される。19日付自由時報が報じた。
李被告。判決は確定したが「受け入れない。弁護士団と協議する」とコメントした(中央社)
8件の事件の合計収賄額は946万元。懲役年数は1件が14年、残り7件が12年で合計98年となる。ただ、法律上の有期刑の上限は30年で、李被告は最長30年、最短でも14年の懲役が科せられる。
李被告は2005年に南投県長に当選、09年に再選されたものの、12年11月に収賄で検挙され職務停止処分を受けた。13年に監察院から弾劾を受け、15年8月に一審で懲役30年、昨年8月に二審で懲役22年の判決を下されていた。国民党所属だったが、同党は昨年9月に李被告の党籍を剝奪した。
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