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台化、ベトナム紡織事業への投資拡大


ニュース その他製造 作成日:2008年6月9日_記事番号:T00007993

台化、ベトナム紡織事業への投資拡大


 台塑集団(台湾プラスチックグループ)総裁を兼ねる台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)の王文淵董事長は、ベトナム紡織事業に今後6億米ドルの追加投資を行い、経営規模の拡大を図ると表明した。9日付工商時報が報じた。

 台化のベトナム紡織事業への累計投資額は6億2,000万米ドルに上る。南亜塑膠(南亜プラスチック)と合弁で設立した「台湾興業」の紡織事業は、現在8万スピンドルの紡織設備を保有し、年生産能力はポリエステル繊維12万トン、ボトル用ポリエステル顆粒10万トン、BOPPフィルム6万5,000トンの年産能力を備える。

 王董事長によると、現在今年中に量産を開始する予定で第2、第3期拡張工事を進めており、それぞれ8万スピンドル規模の生産ラインとなる計画だ。また、第2基目となるコージェネレーション設備やポリエステル繊維およびナイロン繊維工場の建設工事も今年相次いで開始される予定だ。