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パネル供給過剰、来年から常態化=AUO


ニュース 電子 作成日:2018年10月22日_記事番号:T00079933

パネル供給過剰、来年から常態化=AUO

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)の彭双浪(ポール・ポン)董事長は19日、パネル市場は来年以降、供給過剰が常態化するとの見方を示した。20日付工商時報などが報じた。

 彭董事長は、来年は上半期に中国の深圳市華星光電技術(CSOT)の第11世代工場が稼働する他、鴻海精密工業傘下の堺ディスプレイプロダクト(SDP)が広東省広州市の第10.5世代工場で量産を開始する見込みで、パネル業界は深刻な供給過剰に陥ると、いずれも市場調査会社も懸念していると説明した。

 彭董事長は、パネル業界の競争は今後さらに激しくなり、各社の業績の差がますます広がると予想。AUOは今年、少量多種の製品とゲーム用など特殊用途向けの製品の売上高が全体の過半を占めており、非需要期でも需要が安定しているため、利益を出し続けられると強調した。

台中花博、556インチ画面

 AUOは同日、今年11月3日に開幕する台中世界花卉博覧会(台中フローラ世界博覧会、台中花博)のメーン会場の一つ、后里馬場(牧場)森林園区(台中市)に設置したパビリオン「友達微美館」を初めて公開した。台湾最大となる556インチの巨大スクリーンなどを設け、国立台湾博物館と共同で30種類以上の植物の映像を放映する。

/date/2018/10/22/01AUO_2.jpg「友達微美館」では、国立台湾博物館の研究の成果を、ハイテクとアートを用いて披露する(同社リリースより)