ニュース 石油・化学 作成日:2018年10月22日_記事番号:T00079938
台湾中油(CPC)は21日、桃園製油所から品質基準を満たさないオクタン価95の無鉛ガソリンが出荷されていたことを公表した。中央社電が伝えた。
CPCは21日午後8時までにガソリンスタンド(GS)394カ所でサンプル調査を行い、不合格率は16.63%だった(21日=中央社)
CPCによると、問題のガソリンが出荷されていたのは、基隆市、台北市、新北市、桃園市、新竹県市と苗栗県の一部地区。同社は賠償担当部署を設け、被害認定や賠償に当たると説明した。原因は軽質油に添加物を配合する過程で品質が不安定になったことだという。
CPCが全土のガソリンスタンドを対象に不定期に実施している検査で、10月16日に3カ所が不合格と判定された。その後、桃園製油所からの出荷範囲で全面的な検査を実施。不合格となったガソリンスタンドでは販売停止、タンク内のガソリンの回収交換作業が進められた。販売停止中のガソリンスタンド関連情報はウェブサイト上で公開している。
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