ニュース 建設 作成日:2018年10月22日_記事番号:T00079945
台湾中部で高さが最高となる225メートルの高層ビル「台中之鑽」が19日、台中市西屯区市政路と河南路の交差点付近で着工した。全体に塔2つが並行して立ち、その間にガラス張りの箱が6つ挟み込まれるようなデザイン。14階には底が透明のプールが空中に突き出すように設置される。2022年に予定される竣工(しゅんこう)後、台中市の新たなランドマークとなる見通しだ。20日付蘋果日報が報じた。
2つの塔の間に、展望エリア、展示スペース、会議施設、宴会場、フラワーガーデン、立体緑化エリアも空中に浮くように設置される(台中市政府リリースより)
台中商業銀行が企業本部として建設する「台中之鑽」は、国際的な建築事務所、アエダスと台湾の余暁嵐事務所が共同で設計を手掛けた。今年3月、フランスのリード・ミデム社主催の世界最大級の不動産見本市「MIPIM」において今年度の「最も優れた建設プロジェクト」に選出された。
同ビルは地上38階建てながら一般のビルに換算すると約50階建てに相当。また地下は台湾の民間建築物としては最深となる36.5メートルまで掘り下げ、約930台が収容可能な駐車場など地下10階まで設けられる。外壁などに使用されるガラスは世界最高クラスのLow-E複層ガラスが採用される。
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