ニュース 運輸 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079956
宜蘭県蘇澳鎮で21日に発生した台湾鉄路(台鉄)特急列車「プユマ(普悠瑪)号」の脱線事故は、スピードを出し過ぎた状態で急カーブ区間を走行したことが原因とされるが、事故が起きた宜蘭線の冬山駅~蘇澳新駅間は、鉄道ファンの間で「台湾で最もカーブがきつい区間」と呼ばれていたことが分かった。また同様にカーブがきつい区間は他にも全土に6カ所存在するという。23日付蘋果日報が報じた。
きついカーブでも定められた速度で走行していれば問題はなかった。いつになったら多くの死者が出る人為的事故がなくなるのだろうか(中央社)
同紙によると、鉄道ファンの間で「急カーブ区間」として知られるのは「冬山駅~蘇澳新駅間」の他、同じく宜蘭線の▽八堵駅~四脚亭駅間(基隆市暖暖区~新北市瑞芳区)▽瑞芳駅~猴硐駅間(新北市瑞芳区)▽双渓駅~貢寮駅間(新北市双渓区~貢寮区)──、および彰化駅から高雄駅を結ぶ縦貫線(南段)の▽南靖駅~後壁駅間(嘉義県水上郷~台南市後壁区)▽大橋駅~台南駅間(台南市永康区~東区)──、海線の▽後龍駅~龍港駅間(苗栗県後龍鎮)──の計7カ所。
なお、こうした区間について台鉄は、「運行の安全に影響を及ぼすほどのカーブではなく、現時点で直線化計画はない」とコメントした。
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