ニュース 電子 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079960
受動部品最大手の国巨(ヤゲオ)は、積層セラミックコンデンサー(MLCC)の非需要期に当たる第4四半期に、車載用、産業用製品および大型・大容量製品への生産ラインの転換を進めるもようだ。23日付工商時報が報じた。
ヤゲオは今年末にはMLCCの月産能力を500億個、来年末には600億個まで増強する計画だ。一方で、米中貿易戦争や非需要期を受け、生産する製品の転換も進める予定だ。また春節(旧正月)などにより稼働日の少ない来年第1四半期に備え、年内に在庫の積み増しを進める。
車載用や第5世代移動通信システム(5G)分野向けMLCCは、中長期的に強い需要が続くことが確実とみられる。日本や韓国の大手MLCCメーカーは今年、車載用製品の生産能力拡充計画を相次いで発表。2020年以降に量産を開始する見通しだ。
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