ニュース 電子 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079962
電子部品メーカーの達方電子(ダルフォン)は22日、圧電素子やアンテナを生産する詠業科技(ユニクトロン・テクノロジーズ)の株式を最大60%取得することを董事会で決議した。取得額は最大9億6,000万台湾元(約35億円)となる。23日付経済日報が伝えた。
ユニクトロンは日本の自動車メーカーのサプライヤーで、今回の株式取得はダルフォンが自動車用電子部品分野に参入するための布石と受け止められている。
ダルフォンは受動部品の売れ行きが好調で、年初来業績の伸びが続いている。第3四半期には生産工程のボトルネックを解消することで、生産能力を10~15%強化した。積層セラミックコンデンサー(MLCC)が売上高に占める割合は3割以上に高まっている。MLCCはスマートフォンやカーエレクトロニクス、モノのインターネット(IoT)向けの需要が旺盛だ。
ダルフォンは来年の設備投資を今年比で倍増させる計画だ。設備投資の半分は生産設備の拡張、残る半分は自動車用電子部品への集中投資に充てる。
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