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クアンタが台湾で工場用地模索、米中貿易戦争受け


ニュース 電子 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079963

クアンタが台湾で工場用地模索、米中貿易戦争受け

 業界の観測によると、ノートパソコンとサーバーの受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピューター)は、中国のサーバー生産機能の一部を新北市林口区の本社前の工場に移管する他、ノートPCなど消費者向け製品の生産ラインを移転するため、台湾で2万坪の工場用地を探すもようだ。米中貿易戦争の激化を受け、台湾での生産を拡大する。23日付電子時報が報じた。

 クアンタは、顧客が米中貿易戦争の影響を懸念しているため対策を打っておく必要があると説明。ただ、取得する工場用地の面積は未定と強調した。

 クアンタの林口工場の敷地面積は約1万坪で、既にサーバーの生産ライン設置作業を開始しているようだ。

 クアンタの米国向けサーバーは既に制裁関税の影響を受けているが、ノートPCなど消費者向け機器にはまだ影響が出ていない。