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キムコの電動バイク、来年上半期に印で生産販売


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079966

キムコの電動バイク、来年上半期に印で生産販売

 バイク最大手、光陽工業(KYMCO、キムコ)の柯勝峯董事長は22日、インドの新興電動バイクメーカー、22モータースに計6,500万米ドルを出資すると明らかにした。当初は1,500万米ドルで22モータース株の約半分を取得し、来年上半期に22モータースのインド工場で「22キムコ」ブランドの電動バイクを生産、販売する。その後、5,000万米ドルを追加出資し、提携範囲をガソリンバイクの生産、販売に拡大する。23日付工商時報が報じた。

/date/2018/10/23/03kymco_2.jpg柯董事長は、インド事業の見通しを楽観視している(同社リリースより)

 柯董事長は、インドを海外の三大生産拠点の1つとし、キムコの電動バイクソリューション「Ionex(アイオネックス)」搭載の電動バイクで世界に進出する足掛かりにすると表明した。

 インドは世界最大のバイク市場で、年間販売台数は2,000万台に上るが、電動バイクの割合は1%未満だ。柯董事長は、インドでは企業を中心に電動バイクの需要が強いが、これまで適当な車種と充電ソリューションがなかったと指摘。「Ionex」をインド市場に導入すると発表して以降、多くの顧客から引き合い、提携の打診を受けていると明かした。