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ファミマがパン新製品、優勝シェフとコラボ


ニュース 商業・サービス 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079969

ファミマがパン新製品、優勝シェフとコラボ

 コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)は24日より、2017年にフランスで行われたパンの国際コンクール「モンディアル・デュ・パン」で優勝した陳耀訓氏と共同開発したパン6種類を順次発売する。台湾産食材の使用と人工添加物不使用で消費者にアピールする。価格は32~38台湾元(約120~140円)。23日付工商時報が報じた。

 黄正田・鮮食(調理済み食品)部長は22日、ホットケーキなどの洋菓子、サンドイッチを含むパン製品の1~9月売上高は25億元で、前年同期比20%以上増加し、調理済み食品の中で増加ペースが最も速いと明らかにした。今年通年では前年比30%増の30億元が目標だと表明した。

 黄部長は、同社の売上高のうち調理済み食品が22%を占め、調理済み食品の売上高の20%を占めるパン製品と30%を占める入れたてコーヒーがここ数年の成長エンジンだと説明。パン製品と入れたてコーヒーは一緒に購入することが多く、今後も販売拡大が期待できると述べた。

 台湾ファミマが出資するパンメーカー、福比は今年上半期に黒字転換した。台湾ファミマによると、福比は生産ライン4本で29種類のパン製品を生産しており、日産量は30万個という。