ニュース 公益 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079974
洋上風力発電(オフショア風力発電)大手のデンマーク企業、エルステッドは22日、同社が彰化県沖で計画する出力900メガワット(MW)の風力発電所建設について、独シーメンス傘下のシーメンス・ガメサ・リニューアブル・エナジー(SGRE)から発電機を調達すると発表。これを受けてSGREは同日、アジア初となる洋上風力発電機の組立工場を台中港に設置すると表明した。23日付自由時報が報じた。
SGREは工場設置の意義について、「台湾政府による風力発電産業の現地化スピードを大幅に速めることができる」と語った(エルステッドリリースより)
エルステッドによると、彰化県沖に建設を予定する「大彰化東南」と「大彰化西南」の各大規模風力発電所(ウインド・ファーム)向けに8メガワット(MW)の風力発電機「SG8.0-167DD」111基を調達する計画で、SGREと正式に契約を締結すれば、同社は2021年までに組立工場の設置を完了する見通しだ。これが実現すれば、台湾にアジアで唯一の風力発電機の産業チェーンが形成されることになる。
ただエルステッドは計画の推進について、「今年末までに売電契約を締結するなど特定の条件が前提となる」と強調。投資に関する最終決定は来年3月までに行う予定だ。
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