ニュース 政治 作成日:2018年10月23日_記事番号:T00079977
国防部は22日、米太平洋艦隊の軍艦2隻が台湾南部の鵝鑾鼻海域から台湾海峡に入り、北上したと発表した。米CNNの報道によると、2隻はイージスシステムを配備するミサイル巡洋艦「USSアンティータム」とミサイル駆逐艦「カーティス・ウィルバー」で、米太平洋艦隊のネイト・クリステンセン報道官は、「自由で開かれたインド太平洋地域への米国のコミットメントを示すものだ」と指摘した。米イージス艦の台湾海峡への展開は今年7月に続いて2度目だ。23日自由時報などが報じた。
台湾政府高官によると、2隻は22日未明から午後8~9時までの間、台湾海峡を意図的に低速で航行した。米軍による台湾海峡での活動を「新たな常態」とすることを、中国にアピールする狙いがあるという。台湾海峡の現状が中国によって一方的に破壊されることを防ぐことは、既に米国のアジア太平洋戦略の一環となったとの見方だ。
米国によると、複数の中国軍艦がイージス艦を追尾したが、安全な距離を保ったという。
なお、同時刻には原子力空母「ロナルド・レーガン」が台湾海峡とは逆側の台湾東部海域を航行した。
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