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GaAs半導体の穏懋、設備投資を縮小


ニュース 電子 作成日:2018年10月24日_記事番号:T00079981

GaAs半導体の穏懋、設備投資を縮小

 ガリウムヒ素(GaAs)半導体のファウンドリー最大手、穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)は23日、需要が予想を下回っている点を踏まえ、今年の設備投資額を当初計画の70億台湾元(約255億円)から50億元へと14%縮小する方針を明らかにした。同社は9月までに47億5,300万元の設備投資を行い、月産能力を3万2,000枚まで高めた。24日付経済日報が伝えた。

 同社の第3四半期売上高は40億6,600万元で前期比11%減、前年同期比8%減。純利益は6億9,800万元で前期比23%減、前年同期比40%減少した。設備稼働率は前期の85%から60%へと低下した。

 ただ、3D(3次元)センサーの主要部品、垂直共振器面発光型レーザー(VCSEL)などの出荷量が第4四半期から伸びており、成長軌道に戻りつつあるとした。第4四半期は前期比10%未満の増収を見込む。