テレビ用液晶パネル価格が10月より一部サイズで再び下落し始めており、11月は下落幅がさらに拡大し、32インチサイズで50米ドル、43インチで90米ドルを下回る可能性がある。24日付電子時報が報じた。
中国の市場調査会社、北京群智営銷諮詢（シグマインテル）によると、10月のテレビ用パネル価格は、▽32インチ、52米ドル（前月比４米ドル下落）▽39.5／40インチ、80米ドル（１米ドル下落）▽55インチ、156米ドル（１米ドル下落）▽65インチ、242米ドル（３米ドル下落）──だった他、43～50インチは横ばいだった。
テレビ用パネルは第４四半期の世界市場での供給過剰率が7.3％に達する予想で、今後は供給過剰が常態化すると見込まれている。
