通信キャリア大手、遠伝電信（ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ）は23日、台湾全土800カ所余りの店舗で、巨大機械工業（ジャイアント・マニュファクチャリング）の電動自転車を販売すると発表した。24日付工商時報が報じた。
杜副総経理（左）と鄭秋菊・捷安特（ジャイアント・セールス）総経理（右）。通勤に自転車を使うビジネスパーソンや学生をターゲットに定める（23日＝中央社）
電動自転車は価格約１万8,000台湾元（約６万5,000円）のところを、行政院環境保護署（環保署）と各県市政府の補助金最高１万5,000元を適用して、遠伝の月額1,399元の通信プランと組み合わせれば、本体2,980元から購入できる。月額698元の通信プランであれば9,490元から。
遠伝は睿能創意（Gogoro台湾）の電動バイクを販売した実績がある。杜偉昱・個人ユーザー事業群副総経理は、二輪製品の販売量は将来、遠伝の全商品の１割を占めると予測した。遠伝のモバイルユーザー約750万人のうち、通信プランとの組み合わせで携帯電話以外の商品を買う割合は３割に達し、安定成長していると指摘した。
