ニュース 家電 作成日:2018年10月24日_記事番号:T00079987
プリンター大手、富士ゼロックスの台湾法人「台湾富士全録」の労働組合は23日、会社側による優遇退職計画は形を変えた人員削減にすぎず、また、労組の動きが不当労働行為に当たるとして労働部に認定を求めたことを不満として、無期限ストライキ入りを宣言した。聯合報電子版などが同日報じた。
同社の台北本社、および三重、台中、高雄の倉庫3カ所がストライキで封鎖されているという。
ストライキの理由について鄭炎労組理事長は、会社側が優遇退職の名の下に人員削減を進めようとしていること、および労働部に不当労働行為の認定を求めたことに抗議するためと説明した。その上で、会社側に対し、労働者の声に耳を傾けるべきで、人員削減を行うのであれば労組との合意が必要と主張した。
台北市政府労働局は、2度にわたり和解交渉を取り持ったものの決裂に終わったと説明した上で、市は労働者の権利であるストライキには干渉しないと表明。交渉再開と早期合意の達成を労使双方に呼び掛けた。
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