ニュース 機械 作成日:2018年10月24日_記事番号:T00079990
工作機械大手、友嘉集団(フェアフレンドグループ、FFG)の朱志洋総裁は23日、米中貿易戦争による工作機械業界への影響を「竜巻」と表現した上で、同社は中国に依存せず、市場の多角化を図っているため、今年の業績は前年並みを維持できるとの認識を示した。24日付経済日報が伝えた。
同社にとっての懸念材料は、米中貿易戦争で中国の自動車産業が米国による追加関税の適用対象となり、メーカーの設備投資意欲が低下していることだ。朱総裁によると、実際に中国市場での受注は15%減少しているという。
ただ、それを補うように、日米市場は好調で、20%前後の伸びを示している。朱総裁は「日本の自動車大手がハイブリッドカーのエンジン更新期を迎えており、台湾の工作機械メーカーにとってはビジネスチャンスだ。今年と来年は15~20%の受注増が見込める」と述べた。
一方、同社とアネスト岩田(本社・横浜市港北区、壷田貴弘社長)の合弁会社で、工業用スプレーガンなど製造の岩田友嘉精機は23日、設立30周年の節目を迎え、同時に新竹県湖口郷で新工場の開業式を行った。
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