ニュース 商業・サービス 作成日:2018年10月24日_記事番号:T00079997
高雄市の台湾鉄路(台鉄)高雄駅よりも北側の地域を指す「北高雄地区」では、義聯集団(Eユナイテッド・グループ)と富邦集団が合計で650億台湾元(約2,370億円)を投資する商業開発計画を立てており、完成後には三多商圏に代わり、高雄市最大の商業圏に浮上すると見込まれている。24日付経済日報が伝えた。
義聯集団は鼓山区のMRT(都市交通システム)凹子底駅付近に複合商業施設「義享天地(Eスカイランド)」の建設を進めている。A、B館の2棟から成り、A館は来年にも開業する見通しだ。A館は地下2階から7階までが商業施設、8階から31階までがマリオットホテルとなる。投資規模はA、B館合計で370億元に達する。
一方、富邦集団傘下の生命保険大手、富邦人寿保険は今年初め、権利金約78億元で龍華国民小学跡地の地上権を獲得。200億元を投資し、40階以上の複合商業ビルを2019年末にも着工する予定だ。
現在高雄市で公告土地現値(路線価に相当)が最も高いのは三多商圏の百貨店、高雄大遠百周辺(1坪当たり188万元)で、北高雄地区の高雄巨蛋(Kアリーナ)商圏(1坪145万元)が続いている。今後は北高雄地区の商業開発が進むにつれ、両者が逆転する可能性が指摘されている。
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