ニュース 商業・サービス 作成日:2018年10月24日_記事番号:T00079998
経済部統計処が23日発表した卸売業、小売業、飲食業の9月売上高は、いずれも同月の過去最高を記録した。1~9月売上高も同期として過去最高だった。内需の好調が続いている。24日付経済日報が報じた。
卸売業の9月売上高は9,050億元(約3兆2,900億円)で、前月比1.5%減、前年同月比2.2%増だった。機械器具業が4,156億元で前年同月比8%増だった。サーバー需要や、スマートフォン、ゲーム用機器の新製品発売で、通信用チップ、イメージセンサー、メモリーなど電子部品の販売が増えた。一方、建材業は673億元で2.4%減少し、特にステンレスが打撃を受けた。統計処の王淑娟副処長は、米中貿易戦争、豪州政府の反ダンピング(不当廉売、AD)関税などの影響と指摘した。
卸売業の1~9月売上高は7兆7,080億元で、前年同期比4.2%増だった。
小売業の9月売上高は3,510億元で、前月比1.9%増、前年同月比2.8%増だった。ガソリン価格の上昇で、燃料小売業の売上高が239億元と前年同月比20%増加した。百貨店業は周年慶(創業祭)セール実施で、売上高が257億元と4.6%増加した。
小売業の1~9月売上高は3兆1,427億元で、前年同期比3.9%増だった。伸び幅は過去4年で最大だった。
飲食業の9月売上高は384億元で、前月比6.7%減、前年同月比7.7%増。1~9月売上高は3,551億元で、前年同期比4.9%増だった。伸び幅は過去7年で最大だった。
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