ニュース その他製造 作成日:2018年10月24日_記事番号:T00080002
経済部統計処が23日発表した9月の工業生産指数は111.42ポイントで、前月比1.11%下落、前年同月比1.54%上昇した。うち、製造業生産指数は111.79ポイントで、前月比0.72%下落、前年同月比2%上昇した。いずれの指数も、同月の過去最高を記録した。24日付工商時報などが報じた。
製造業生産指数のうち電子部品業は122.05ポイントで前年同月比5.01%上昇した。うち半導体業は130.68ポイントと、8.85%上昇し、過去2番目に高かった。統計処の王淑娟副処長は、大手ブランドのモバイル端末の新製品発売が相次ぎ、DRAM、ファウンドリー、パッケージング・テスティング(封止・検査)などの生産が増加したと指摘した。一方、液晶パネルと部品業は118.55ポイントと1.3%下落した。
コンピューター・電子製品・光学製品業は前年同月比8.18%上昇した。消費者向け電子製品の需要期入り、メーカーの生産能力拡充で、SSD(ソリッドステートドライブ)などの生産が大幅に増加した。
機械設備業は前年同月比0.46%上昇と、20カ月連続のプラス成長ながらも、上昇幅が縮小した。王副処長は、工作機械メーカーが顧客の要望を受け、生産延期や減産を行ったが、電子・半導体生産設備やリニアガイド、ボールねじなどは増産が続いていると説明した。
化学原材料業は前年同月比5.76%上昇、ベースメタル業は4.14%上昇した。一方、自動車および部品業は10.36%下落し86.05ポイントと、100ポイント(2016年=100)を割り込んでいる。
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