ニュース 商業・サービス 作成日:2018年10月25日_記事番号:T00080009
乗客18人が死亡した台湾鉄路(台鉄)「プユマ(普悠瑪)号」の脱線事故が花蓮の観光に打撃を与えている。現地の宿泊業者によると、キャンセルが相次いで稼働率が1~2割下落。2月の花蓮地震後の落ち込みからようやく立ち直ったばかりのタイミングで起きた惨事に、関係者は頭を抱えている。25日付蘋果日報などが報じた。
洄瀾之心はラッピングが施された専用列車を利用する。鉄道は東部への交通手段で最も安全と考えられていたため衝撃は大きい(フェイスブックより)
花蓮県旅館商業同業公会の陳義豊理事長によると、宿泊施設のキャンセルは事故後の1日に400室に上った。また、プユマ号の乗車券と宿泊をセットにしたパック旅行「洄瀾之心」のキャンセルは事故翌日の22日に700件、その後数日で2,000件余りに達した。来年2月の予約を取り消した旅行者もいたという。
台鉄は24日までに乗車券1万4,323枚を払い戻した。1枚当たり440台湾元(約1,590円)として計算すると、損失額は630万元を超える。
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