ニュース 電子 作成日:2018年10月25日_記事番号:T00080011
IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は24日、ミドル~ハイエンドのスマートフォン向け新プロセッサー「Helio P70(ヘリオP70)」を発表した。前世代の「Helio P60(ヘリオP60)」に比べ、人工知能(AI)処理能力を10~30%強化した。既に台湾積体電路製造(TSMC)の12ナノメートル立体構造トランジスタ(FinFET)製造プロセスで量産に入っており、11月には同プロセッサー搭載スマホが登場する見通しだ。業界では、維沃移動通信(vivo)のスマホと予想されている。25日付工商時報が報じた。
「P70」はAI処理能力を最大限に高めるため、ARMのモバイル向け中央演算処理装置(CPU)「Cortex-A73」(2.1GHz)4コアと「Cortex-A53」(2.0GHz)4コアのオクタコア(8コア)構成だ。ARMの最新GPU(グラフィックスプロセッサー)「Mali-G72 MP3」も搭載する。
メディアテック無線通信事業部の李宗霖総経理は「P70」について、「P60」よりもAI処理能力を強化したことで、ユーザーの姿勢を即時に認識するなど、より複雑な応用が可能となると説明した。
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